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執筆者の写真yamashinagurashi

増やしたいところに意識を向ける


「相手の良いところに目を向けましょう」

とよく言いますが、


苦手だなぁと感じてる相手だと、その相手の嫌なところ、ダメなところが見えやすい。


そういうところが見えると、さらに苦手になる。


苦手になると、近づきたくなくなるので、距離をとりたくなり、見える部分がさらに減り、

嫌なところしか見えなくなります。


なので、

「良いところなんて見つからない」という気持ちになります。


関わらなくても問題ないなら、関わらなければいいんですが、

夫婦、親子、職場の上司部下同僚だと、そうはいかないですよね。


夫婦なら離婚、親子なら離縁、職場なら退職という手段がありますが、簡単には選択できないですよね。


ましてや、一度その選択をすると、環境が変わっても、その「選択肢」を切り札として持ててしまうので、嫌なことがあるとすぐにその切り札を出したくなります。


それを繰り返しているうちに、人間関係の構築をする努力をしなくなり、どこにいても

「ここは自分がいるべき場じゃなかった」と、理想の楽園を永遠に探し求めることになります。


それって、自分自身にとって幸せなことではないですよね。


家庭でも、職場でも、自分ができる努力はしたほうがいい。


人間関係の構築にはロジックがあります。


それを実践する努力と、その努力をする勇気があれば、良い人間関係を構築できます。


心理学を、人の行動や思考をコントロールするために使う人もいますが、

基本的に、他人の行動は変えられません。


自分の行動や意識を変えられます。


自分の行動や思考を変えるために心理学を使うと、幸せになれる。


もっと簡単に言うと、楽になれる。


ポイントは、


「他人をコントロールしようとする」を手放すことと、

「増やしたいところに意識を向ける」こと。


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