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執筆者の写真太田英樹

保険外サービスの実例①


今日は、過去に私が実際に依頼された保険外サービスの実例をご紹介します。

※プライバシー保護のため、若干の脚色を加えています

要支援の方の娘様からのご依頼でした。

「本人は自分がしたいと思った時に、したいことをする」

「その場所が(3階建ての)各階にあるので、移動に手伝いが必要」

「朝晩は自分(娘様)がいるからいいが、日中誰もいない」

「ヘルパーは長時間使えないし、家政婦さんは身体介護をしてくれない」

「週2回くらいでいいので、朝10時くらいから18時くらいまでお願いできないか」

という内容でした。

要支援の方ですので、食事やトイレなどの行為そのものはご自身でできるのですが、

「書斎で本を読みたい」と言われれば、1階の書斎まで移動、

「昼寝がしたい」と言われれば、3階の寝室まで移動、

「ぶら下がり健康器にぶら下がりたい」と、また1階へ移動。

そのたびに手引き誘導と昇降機のセットがしなければいけません。

横になられるのが畳に直接敷いたお布団なので、寝たり起きたりが多少たいへんなくらいで、

それほど難しい介助はないのですが、

本を読んだり、昼寝をしたりというのがすべて1分から5分くらいで終了して、

次の行為のための移動になるので、ほぼ8時間動きっぱなしの状態ですから、

公的なサービスではできないですね。


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